よく質問されるのですが、たけのこは生でたべれるかどうか?
もちろん 答えは YES ですが、うまいかどうかでは どちらともいません。

ちなみに うお嘉のたけのこのお刺身は軽くアク抜きしていますので、生ではないです。
(※刺身は完全に生のものでなく、一旦加熱した状態で冷たくして切り身したものを刺身ともいう。
刺身こんにゃくがいい例だ。)
たけのこは野菜なので、トウモロコシやほうれん草やブロッコリと同じだといえます。
トウモロコシも生で食べれますが、湯がいた方がやわらくかくて甘味がでますよね。
ほうれん草だって生で食べますが、湯がいた方が美味しいんじゃないでしょうか?
ブロッコリーだって海外では生でたべるようですが、日本では湯がいた方が一般的でしょう。
たけのこも 生で食べるよりアクとりするために湯がいた方がいいのではないでしょうか?
専門的なことをいえば、うお嘉の常務曰く、
たけのこのアクはシュウ酸が原因となり、このシュウ酸をうまく取り除けば
アク抜きしたことであり、このシュウ酸は水溶性であり、湯がくことにより、
シュウ酸が水の溶け込みたけのこ苦味(あく)が取れる。
とのこと。
だから、生で食べるとわずかでもシュウ酸が舌にのこると苦味が舌に残ってしまうのです。
ちなみにシュウ酸の強いものばかり食べ続けると尿路結石になりやすくなるそうだ。
欧米人より消化器官の弱い日本人は野菜を生でたべるより少し温めた温野菜の方がいいとも言われる。
テレビやグルメ雑誌でたけのこを生で食べるシーンをみるにつけて、
お体をご自愛くださいと思ってしまう。
ちなみにシュウ酸の多い生の野菜を食べる際にチーズや小魚などのカルシウムをとると
尿路結石の予防なるし、またシュウ酸には対策にごま油やオリーブオイルなどもいいみたいです。
生サラダのドレッシングやトッピングは合理的な食べ合わせなんですね。
DASH村で生でたけのこを食べたTOKIOのメンバーにはカルシウムをとることをおすすめします。
http://jpntvdouga.blog.fc2.com/blog-entry-3033.html
合掌
莞鳴