たけのこ (筍) 料理の店 京都 うお嘉

〒610-1121 京都市西京区大原野上里北ノ町1262
営業時間 : 11時30分~22時00分(入店は20時まで)
定休日 : 月~木曜日の間で不定休

たけのこ日記


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たけのこ(筍)にまつわる事柄やうお嘉での日々の出来事を徒然なるままに書き留めていきます。

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たけのこをめぐる冒険 その4

丸大鉄工さんをめざして、カーナビをたよりに自家用車で向かった。

浜松にはたくさんの高速道路のICがあるが浜松ICが一番近い。

気まぐれで新東名高速にのったため、浜松北ICで降りることになった。

とんだ遠まわりとなってしまった。

最初、竹やぶが周辺にある山手をイメージしてみたが、閑静な住宅街に丸大鉄工さんはあった。

車を降りると、工場らしき場所に声かけると返事がない。反対の淡竹屋と看板のでてる店舗に声をかけると

2階に通された。その途中、大きなバギーが吊るされていた。あとできいたはなしだが、この丸大鉄工の社長は車好きで、このバギーは自らで製造し、地元の砂浜を駆け巡っていたそうだ。

さすが、静岡だなと思った。

バギーをまじまじみていると2階の事務所らしいところから、横越先生の研究室でみせてもらった写真に写っていたマイク真木似のおじさんが登場した。

社長の大石 誠一さんとの出会いだった。

大石さんはとても気さくなかたであった。海のものとも山のもともわからぬものにザックバランにいろいろな話をしていただいた。

話をきりだしたとき、私は目にとまった展示バギーの話をしたのだが、なんとこのバギーが大石さんの原点であり、

竹の粉製造機開発と深くつながっていた。わたしと同行した若女将は大石さんの話に聞き入った。

バギーや車の運転が若いころから大好きだったことや改良につぐ、改良で部品を世界中からさがしたり、カスタムしたり、最後は自分でつくったりしたことなど。

その際に外国の部品や車好きと友達になった話やヨーロッパを奥さんとレンタカーで旅行した経験談など。

竹の粉と結びつかないようだが、実はこの大石さんの独創的で型破りな経験やライフスタイルが、竹の粉製造機誕生に大きくかかわっていた。

(つづく)

うお嘉 四代目 時代祭に参加せり

先日の10月22日月曜日の秋晴れの良き日、

京都では時代祭が開催された。

京たけのこ里、大原野からこの年、

大原野自治連合会長の冨阪氏が楠木正成公に扮し参加されました。

その御供として、大勢の地元の方々が衣装をまとい、同行行列されました。

うお嘉 4代目も正成公の馬傍に供する武将役で行列に参加されました。

たけのこをめぐる冒険その3

横越教授から教えていただいた「竹の粉」の情報では

それは静岡で作られているそうだ。京都の竹は有名だが、静岡県も竹林の多い場所である。

お茶畑のイメージが強く、竹林の多い場所のイメージは私には薄い。

製造者の方の写真をみせてもらうとマイク真木のようなスタイルで

白髪で白いひげをはやし、精悍な感じのかただった。

以前、竹を扱う方は若々しく、精悍な人が多いときいたことがある。

なんでも「竹の発する成分が人を若がえさせる効能があるじゃぁ」とのこと。

横越教授もあさぐろく日焼けされ、精悍な感じだが、あながちウソでないかもとおもった。

話しを製造者にもどして、

このマイク真木似の方は大石さんといって浜松市に住んでらしゃるのだそうだ。

是非、訪問したいと思い。横越教授にお願いして、コンタクトをとってもらった。

すぐに大石さんからメールが届き、訪問することができた。

(つづく)

竹切り物語

竹取物語は有名な話です。

「竹取りの翁が竹を取りに行くと光る竹をみつけて・・・。」

というくだりですね。

竹は取るというより、竹は切るもののようです。

今回は夏の時期の竹の畑の作業、「竹切り作業」の風景を取材させてもらいました。

平成24年8月13日の夕方、大原野の竹藪。

今時はのこぎりでなく、小型チェーンソウであっという間に切られます。

まずは根元から切り始めます。このとき、2方向から刃を入れます。

切られた竹は平成18年に生えた竹。6年前にでたものです。

来年になると7年目になり、竹の子をださない竹になるので、切ってゆくのだそうです。

「お疲れさまでした竹さん。」と手を合わせる。

大きな竹を切る場合は二人がかりで行います。まずは竹にロープかける。

倒す方向に紐をひき、根元から切り出します。

切り倒され竹は二つに切りだします。

さらに枝だ笹をなたで切り取ります。

慣れている作業なので、早いこと早いこと。

バツバツとリズムよく、刈り取られる枝だ笹。

切り出された竹は燃やすそうです。なにかに利用できないかな。

暑い夏の夕刻、竹切り作業を終えた竹林農家は汗びしょになりながら竹を運びだされていました。

暑い中お疲れさまでした。

撮影している私はやぶ蚊にさされ、えらい目にあいました。

これにて取材も撮影も藪入り(?)となりました。

莞鳴

たけのこにまつわる冒険その2

中部大学の教授から「竹の粉」についてお話をきいた。

そのものをもつ秘めた潜在パワーは竹炭以上であるとも聞かされた。

たけの粉自体の栄養でなく、竹の粉には体に良い善玉菌を大量に増やし、

逆に体に悪い悪玉菌を寄せ付けない効能があるというのだ。

「ほんとうなら医療や美容の世界でも注目されますね。」若女将もおもわず、横越先生に質問した。

「そうですね。まだ、実験段階でもあり、エビデンス(裏づけるデーター)が充分でないですね。」横越教授も学者らしい慎重な返答をされていた。

実際にどんなものなのか見てみたいということなになり、

たけの粉の製造機械を開発された方を紹介いただくこととなった。

その方がとてもユニークなかたであった。

(つづく)

たけのこにまつわる冒険 1

中部大学の横越教授からたけのこの栄養について、トウモロコシの比較で説明を受けた。

脳内を活性化する成分をトウモロコシ以上に含むたけのこの栄養成分に改めて感服した若女将。

横越教授から今度は「竹の粉」のお話をきいた。

「竹の粉!??なんですか?たけのこを粉にしたものですか?」

若女将は耳慣れない言葉にとまどいながら質問をした。

「青竹を粉にしてパウダー状にしたものですよ。」

教授は日に焼けた顔で人なっこそうな笑顔でさらりと若女将の質問に答えた。

「たけのこをドライ冷凍して粉にしたものは耳していますが、青竹の粉はしりませんでした。おがくずみたいなものですか?」

と、うお嘉の常務は間に入り、質問を続けた。

「いえいえ。粉末状のもので、おがくずみたいに粗くないです。水に溶けるものではないですが、食物の中にいれて和えれますよ。」

「えっえっ!!食べれるのですか?」若女将と常務は驚いた。

普段みなれている青竹が食用になるとは・・・!!!

「ええ。もちろん、人間の食用には衛生面で条件もあり、これからの段階ですが、すでに家畜の飼料にまぜて成果があがっている報告をうけてます。」

学者らしい慎重な返答の横越教授。

「味はどうなですか?」

せっかちな常務はすでに食材としてとらえた。

「味はそんなにしないよ。風味はある。竹の香りがするよ。でもそれよりその竹の粉を入れることにより、

劇的に変化することがある。この粉は体内に凄い効果がある。」

教授は自分のデスクの中央に置かれているMACのデスプレイ画面を二人にみせ。

卓上マウスを動かした。

(続く)

七夕 笹に願いを

七夕の日はいつもハラハラしてしまう。

晴れるといいのだが、最近は雨か曇りの天気予報が多い。

今年もこれは雨やな・・。せめて、曇りになれば、いいのにと思った。

天の川での織姫と牽牛が無事に会えればいいのにとロマンティックに思いふける。

子どものころは短冊に願いを書き、竹笹に括り付けたものだ。

子どもならではの「〇〇が欲しい」とか「〇〇になりたい」とかわがままな願いばかり書いていた。

最近は身近に竹のないので、個人の家や商店街のディスプレでも見ない。

ところで、笹の葉に短冊をくくり川に流す風習は江戸時代から始まったそうだ。

梅雨の折、天の川の水をたくさん飲み、青々とした竹の笹。

しっかり天に願いをとどけてくれる清らかで、たのもしいイメージを竹や笹に江戸の人々は感じたのかもしれない。

地上からのたくさんの願いごととは別に

天の川でのお二人は仲良く竹の子料理を食べてデートしているかもと想像してしまう。

七夕にて

莞鳴

たけのこにまつわる冒険 序章

この物語はたけのこや竹にまつわる情報を集めに

いろいろな場所に行き、いろいろな人に出会う紀行を紹介してまいります。

まずはうお嘉がNHKの番組で取り上げられた際に一緒に出演されていた横越教授のもとにまいります。

番組でご一緒したといっても横越教授とは初対面であります。

教授は経歴はこちらから

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA%E8%B6%8A%E8%8B%B1%E5%BD%A6

今年の3月まで静岡県立大学の食品栄養科学部にて教授をされ、今年の4月より中部大学応用生物学部 食品栄養科学科

の教授に就任されました。

脳と食品栄養のつながりを研究され、食品業界からもその成果を商品化されるほどの人気で、

アンチェンジングを目指す女性には是非、教えて欲しい内容ばかりです。

いっぱい聞きたいことだらけですが、今回はたけのこのチロシンに関しておききしました。

そして、時間の許すがぎり、竹の未知なる効力も説明をいただきました。

(つづく)

横越教授と取材に同行したうお嘉若女将(中部大学キャンパス)

竹と父の日

京都も梅雨入りしました。

おでかけや洗濯にはいい季節ではありませんが、

梅雨は竹にとっては嬉しい季節のようです。

春にそだった若竹も一人前に成長して、先輩竹の仲間入りして、緑の笹で光合成します。

今まで地下茎から助けてもらっていたすねかじりな若竹が今度は自立して、

親である地下茎に栄養を送り返すわけです。

今日は父の日だそうですが、竹もいままで育ててもらった恩を

返すがごとく笹を青々とさせているようです。

竹にとって梅雨の雨がなによりの恵みとなります。

余談ですが梅雨や雨季のない地域には孟宗竹は群生しないようです。

東北や北海道には熊笹は多くみられますが、孟宗竹が鑑賞用にしかみられません。

気温だけでなく、まとまった雨も孟宗竹には必要のでしょう。

莞鳴

美味しい竹の子作りにはLOVEが必要!! その2

前回はたけのこ畑にお礼肥えを蒔く作業の話。

地面に向けた愛情です。

今回は竹林農家独特の「しんどめ」作業を紹介します。

ちょうど5月下旬から末ごろ。

成長した若竹君の先端をゆすって折る作業だ。

なんか竹にしてはかわいそうな作業。

ゆすられ、折られるわけです。

人間で残酷と思われるかもしれませんが、

実はこれは竹林農家の愛情なんです。

竹はあまり伸びると風にあおられやすくなります。

強い風が吹くとゆすられ根元あたりに強い負荷がかり、

竹やぶちもとを痛めることになります。それで、ある程度の高さで止めてしまい、

風の抵抗をあまり受けないようにするのだそうです。

また、笹の量もへり、程よく日があたり、次のたけのこを出やすくする効果もあるそうです。

農家の方は代々これを欠かさず、しんとめをマメにされるのです。

ちなみにこの時期でないと若竹のシンが強くなり、ゆすってもおれなくなります。

たけのこ堀りが終わっても竹林農家は絶えず、たけのこ畑にでむき、若竹の成長を見に来るのです。

たけのこLOVEがあるからこそ、代々、京都のたけのこは美味しいのです。

自然と人の愛情が育む結晶があのたけのこの味を生み出すのですね。

これぞ 文化=LOVE ですね。

たけのこLOVE 万歳!!

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